宝箱の行方

  • 2016.03.25 Friday
  • 00:18
"わたしたちは 空の宝箱を持って生まれてきて
 そこに日々を詰め込みながら 歩いて行くのだ"
  テレビドラマ「わたしを離さないで」最終話より

こんばんは、yuriです。

最近この小説を一気読みしました。
ある日動画サイトで映画版の予告を観て
「観たい」と思ってDVDを借りに行ったときに初めて、
丁度今、日本でドラマ化していることを知りました。

映画もドラマもそれぞれの描き方があって
こんなにも強調したい部分の違いによって
描き方も変わってくるのかと、少し驚きました。

テーマは決して軽いものでは無いけれど
投げかけられる問はここに出てくる主人公たちだけのものではなくて
わたしたち自身にも深く考えさせられるものがあります。

少し、厚みはありますが
わたしはやはり原作がおすすめです。

どれにおいても、主人公たちの宝箱は出てきます。
その中に入っているものは、
端から見たらその価値は分からないようなものばかりです。
ですが、主人公はこの宝箱を大事に温めて生きていきます。

きっとわたしたちの心の中にも
宝箱はあるのでしょう。
持っていることを自覚していてもそうでないとしても

捨ててしまえないガラクタのようなものや
笑い飛ばされてしまいそうなほどちっぽけにみえる喜びのかけら
思い出すと切なくなってしまう悲しみさえも。

ですが、この宝箱の中身がひとりひとり違うと言うことが
わたしがわたしであること、あなたがあなたであること
他の誰にも変わることのできない、
唯一であると言うことを意味しているのかもしれません。

誰にもあなたと同じ宝箱は作れない。

時には宝箱の中身を投げ捨ててしまいたくなるときがあっても
きっとそれはロストコーナー(望ヶ崎)に戻ってくる。

でもひとつだけ、他の人の意見が聞いてみたいなと思うことがあるんです。

自分が最期を迎えたとき、
宝箱中身はどこにいくんでしょう。
誰が、この宝箱を開けてくれるんでしょう。
わたしたちは何のために
宝箱を作るんでしょう。
コメント
わたしたちはひとりひとり自分のできることをして、それが世界全体の建設に加担しているのだと思います 宝箱の中身はその全体に還っていくのかなあ だから心配しなくてもいいのかなと私は考えています
  • jusmin
  • 2016/05/15 3:46 PM
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